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低圧電力の基礎知識

このページ内での電気料金は2019年10月1日時点の金額で算出しています。

低圧電力の基礎知識

電気の契約の区分と名称

電気の区分は50kWを境に高圧電力(6,000ボルト~)と低圧電力に分かれます。
この低圧電力の中に、従量電灯と低圧電力(動力)があります。

高圧区分

施設や中小工場など
高圧受動設備(キュービクル)を設置

特別高圧

高層ビルや大規模工場など

↑50kW以上

↓50kW以下

低圧区分

一般家庭、商店、事務所、飲食店

低圧電力※動力電力・動力プラン

三相電源(三相200kw)を使用

使用機器例

業務用エアコン・冷蔵庫、医療機器、システム管理用PCなど。業務用電気機器を使用している給水ポンプ、エレベーターなどの動力機器を使う場合、低圧電力を契約する。

従量電灯

単相電源(単相100kw、単相200kw)を使用

使用機器例

家庭用のコンセントや照明、小型電気機器またマンション・アパート共用部の照明などの電気機器を使う場合も、従量電灯を契約する。

高圧電力は施設内に設置した高圧受電設備で6,000V~の電気を100Vや200Vに変圧します。中規模のビルや病院、工場などをイメージしてもらえると、解りやすいかと思います。自社の屋上などにある建物などもこの高圧区分となります。

又2000kW以上になると特別高圧(20,000V~)となります。使用目的によって特別高圧AとBに分けられます。
特別高圧Aはデパートやオフィスビル、病院特別高圧Bは大規模工場などです。

高圧受動設備(キュービクル)

低圧区分は電信柱上にある変圧器で100Vや200Vに変圧し各家庭や商店などに送電されます。
地下埋設などでわかりにくい場合もございますが、写真のようなものから電線がご自身の電気を使われている所に入ってきている場合は低圧区分となります。

高圧と低圧の境目を決めるのが50kWという数字です。
50kW未満で契約する場合は低圧区分となり、その中でも使用目的によって従量電灯や低圧電力(動力)で契約をします。

一般家庭で使用される電化製品の多くは、電圧が低くて安全な単相電源(単相100V、単相200V)を使用する事が多いです。

一方、事務所や飲食店、商店などで業務用機器を使ったり、工場などで大きなモーターを動かす場合は、従量電灯のほかに低圧電力(動力:三相200V)の契約が必要となります。業務用機器のみであれば低圧電力のみの契約でも可能ですが、実際は照明は必要ですので、電灯契約と低圧電力の2契約をしているケースが多くあります。

そして契約電力が50kWを超えてくる工場やショッピングモールなどになると、高圧電力を契約することになってきます。

このように「必要な電力容量」によって、電気は契約種別が変わってくるのです。

従量電灯A、B,Cの違いについて

従量電灯は各電力会社によって契約種別が主に2つあります。
多くの家庭で利用されている100ボルトの従量電灯A(関西・中国・四国)と従量電灯B(北海道・東北・関東・中部・九州)と店舗等で利用されている100ボルトの従量電灯B(関西・中国・四国)と従量電灯C(北海道・東北・関東・中部・九州)があります。
注:北海道でも電灯A契約が存在します。(5Aまで)
大きな違いとしましては、使用したい電力容量によってまずは基本契約が決まります。

●関西、四国、中国エリア

まずは関西、四国、中国エリアの従量電灯Aと従量電灯Bの違いについて見ていきましょう。
従量電灯Aは60A以下で使用する家庭向けの契約になります。家庭以外にも小規店舗や小規模の事務所等がこの従量電灯A契約で電気を使用しています。従量電灯B契約との違いは基本料金が低く設定されている分、電力量料金単価が高く設定されています。

60A以上の電気が必要な場合は従量電灯Bとなります。この従量電灯B契約から契約容量の大きさによって基本料金が高額になります。 この従量電灯B契約は基本料金が高く設定されている分、電力量料金単価が従量電灯A契約と比べて低く設定されています。一般家庭以上に電気が必要なお店や事務所などはこの従量電灯B契約で電気を使用しています。

●北海道・東北・関東・中部・九州エリア

では、次に北海道・東北・関東・中部・九州エリアの違いについて見ていきましょう。

家庭向けの電力契約である従量電灯Bは10A~60Aまであり、それぞれ必要な契約電力を選ぶことが可能です。契約容量が大きくなるほど基本料金が高くになります。使用量単価については従量電灯Cと同額単価です。
そしてブレーカーの大きさが60Aを超えますと従量電灯C契約となります。業務用で主に使われている従量電灯Cは6kVAから49kVAまでありこちらも契約容量が大きくなるほど基本料金が高くなります。

●まとめ

レーベンでんきでは、従量電灯は既存の電力会社の基本料金と電力量金から一定の割引を行いますので、必ず皆様にとってお得となります。

低圧電力と動力、なぜ2つの言い方があるの?

はっきりした理由はわかりませんが、電力会社の契約呼称は低圧電力ですが電気工事をする方は200ボルトの低圧電力のことを動力と呼びます。
100ボルトや200ボルトの電気を低圧と呼ぶこともあるため混同しやすく、200ボルトの低圧電力はモーターを効率よく動かすための電力契約なため、動力という呼び方が広まったと思われます。

力率ってなに?

力率とは、受電した電力が実際にどれくらい電化製品に使用されたかということを表す単位です。
電力には有効電力と無効電力があります。電化製品を動かすために必要なのが有効電力ですが、実際にはそれ以上の電力がコンセントからは供給されています。

つまり100という電気が供給されても実際に必要な電力は90であったり85であったり80だったりするのです。この無駄になった電力のことを無効電力といいますが、どれくらいの電力を有効に使ったかという割合を表すのが力率である。

力率が高いと電気代には一定の割引が適用され、逆に低い場合は料金に加算されます。
レーベンでんきでは、割引も加算もない表示通りの価格となっております。

低圧電力の中の負荷設備契約と主開閉器契約の違い

低圧電力も従量電灯と同じように、基本料金と電力量料金の合計となります。従量電灯と違う点は、基本料金の元となる契約電力を決定する方法が2種類あることです。
この元となる契約電力を決定する方法が負荷設備契約と主開閉器契約となります。
主開閉器契約は、ひとつは家庭と同じようにブレーカーの容量を元に決定するもので、負荷設備契約は使用する電化製品の容量(出力)の合計で決定されるものです。

主開閉器契約は電気設備の台数に影響を受けず、使用するブレーカーの容量にあわせて契約します。一方、負荷設備契約の場合は、使用する機器の容量を登録して、合計でどのくらいの電気が消費されるかを計算したうえで契約電力を決めます。

契約方法特徴
負荷設備契約使う電気機器の総容量に、一定の係数を乗じて契約電力を算定します。工場などで長時間や24時間フル稼働する電気機器がある場合はこちらの契約が有利です。
主開閉器契約メインブレーカーが算定対象になります。一度に多数の電気機器を使用しない場合に契約電力を低く抑えられますが、契約アンペアを超えてしまった場合にはブレーカーが落ち、停電するおそれがあります。

●負荷設備契約

●主開閉器契約